米ディズニーが粋な対応 アメリカでDisney+配信スタートが早まった『アナと雪の女王2』
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 米ウォルト・ディズニー・カンパニーは、同社の大ヒットアニメ『アナと雪の女王2』を、定額動画配信サービス「Disney+」で、本来の予定より3か月も早い、現地時間15日から本国向けに配信すると、公式Twitter等を通じて発表した。

 すでにアメリカではソフトがリリースされ、デジタルプラットフォームでも購できる本作だが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、学校などが閉鎖されているなか「苦難の時間が終わるまでの楽しみと喜び」を家庭に提供するため、定額動画配信サービスでの配信を前倒し。アメリカでは日曜日の15日から、カナダ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランドでも17日から配信されるという。

 今回の決定について、ボブ・アイガーに代わってディズニーの新CEOとなったボブ・チェイパックは「『アナと雪の女王2』は、忍耐と家族の大切さというテーマを通じて世界中の観客を魅了しました。このメッセージは、現在の状況にとても関連性の高いものです。この心温まる物語を、Disney+の登録者の皆さんと予定よりも早く共有できることを嬉しく思います」と声明を発表している。(編集部・入倉功一)