高コスパのシャオミ本領発揮はウェアラブル「Miスマートバンド4」からだ

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シャオミの日本市場進出が話題になっています。
スマートフォンでは1億画素を超えるカメラのMi Note 10から、IoT炊飯器、アルミ旅行スーツケースにいたるまで、これから主流となるIoTに対応する総合家電メーカーとしてのアピールも注目です。

その中で筆者が注目したいのが「Miスマートバンド4」です。
海外では「Mi Band 4」として販売されている製品の日本語版となります。
なお前機種のMi Band 3グローバル版は、日本でも正規販売されています。

シャオミのウェアラブル機器は世界的にも人気の高い製品です。
米調査会社IDCの2019年 第3四半期(7〜9月)の世界ウェアラブル市場調査によると、シャオミは、アップルに続き2位となっています。

世界第2位のシャオミが、ウェアラブル市場でも日本に進出してきた。
これは、実に大きな動きなのです。

Miスマートバンド4は、
・フルカラーAMOLEDタッチディスプレイ
・バッテリー持続時間はなんと20日間
・50m耐水
・24時間睡眠トラッキング
・心拍数モニタリング
・着信、メール・アプリなどの通知
・アクティビティと水泳トラッキング
このように高機能、高機能ながら、
販売価格が3,490円(税別)と、驚くほど安価に設定されています。
コストパフォーマンスを追求するシャオミらしい製品と言えるでしょう。

「Miスマートバンド4」を写真にて紹介します。
製品に同梱されているリストバンドはブラックですが、別売のリストバンドに変更しています。


Miスマートバンド4



背面の心拍数モニタリングセンサー


他社のスマートバンドと同じように、使用にはスマホアプリとのペアリング後、アプリMi Fitにて歩数や睡眠の履歴の参照ができます。


アプリMi Fitで歩数を表示



アプリMi Fitで睡眠時間表示


アプリMi Fitから、通知を表示するアプリを選択できます。


メッセンジャーで通知を表示


バンドディスプレイはアプリMi Fitで変更が可能です。また、背景画像を任意の写真を選択することも可能です。


バンドディスプレイ設定で画面変更可能



背景を任意の画像指定が可能


充電は専用クレードルにて行います。バッテリーは135mAh。2時間程度でフル充電でき、20日間ほど使うことができます。


充電は付属の充電クレードルで行う


実際に使ってみると他社のスマートバンドと機能や動作も遜色ないうえ、価格が安いためコストパフォーマンスが高く、世界市場で人気が高いのも納得できました。
これなら日本市場でも人気が出そうです。

Miスマートバンド4で、シャオミらしい高コストパフォーマンを実現したことで、今後のシャオミの展開は、さらに注目されていくことでしょう。


執筆 伊藤浩一