明坂聡美「歩きたばこやめて」呼びかけ 喘息持ちのため「本当に辛い。通り過ぎようとして火傷した事もある」
声優の明坂聡美さんが5月23日、自身のツイッターで歩きたばこに苦言を呈した。明坂さんは、喘息持ちの人がたばこの煙を吸い込んだ時の被害を描いた漫画をリツイート。自身も喘息があり、発作を止める副作用で手が震えることもあるようで、
「わし、喘息持ち。お薬飲むと副作用あるので、この方のような状態になります。 最近はiQOS多いし、気にして煙をこっちに行かないようにしてくれる人も多いのでとても助かりますが、歩きタバコは本当に辛い。通り過ぎようとして火傷した事もあるし。 せめて条例のある所だけでもやめて欲しいです」
と呟いた。
喫煙者も共感「路上喫煙はますます喫煙者の居場所をなくしていくのでやめてほしい」
リプライ欄には、「毎回水かけて消してやりたくなる」「私も喘息持ちなので分かる」など、明坂さんのツイートへの共感が多数寄せられた。火傷の報告も数件みられる。スケートボードや自転車に乗りながら喫煙する人の目撃談もある。また、喫煙者からは、
「路上喫煙はますます喫煙者の居場所をなくしていくのでやめてほしい」
という声も出ていた。
東京都が2016年に発表した「受動喫煙に関する都民の意識調査」によると、寄せられた意見の中で歩きたばこに関するものが最も多く、947件にのぼったという。
「子供の目線での歩きたばこは、危険すぎる。場所だけでなく、エチケットのない人への取り組みをしてほしい」
「歩きたばこの人の後にいると不快で、息を止め追い越すようにしている」
といった声のほか、「歩きたばこについても法律・条例を作ってほしい」という意見も出ていた。都内では千代田区が2002年から、条例で歩きたばこを禁止している。違反した場合は2000円の罰金が課される。このほか文京区や豊島区でも、罰金なしの条例で歩きたばこを禁止している。