ガソリン・電力を地域で共同調達、広がる“九大モデル”のメリット
ガソリンカードは石油元売り会社とカード会社が提携するクレジットカードだ。給油の支払いに使うと、契約全体の給油量が多いほど、契約単価の全国平均価格からの値引き幅が大きくなる。燃料価格の変動に伴う契約変更もせずにすむ。
一方、電力(高圧)の共同調達は同地域の7国立大、8高等専門学校で実施。電気事業者8社の応札から九州電力が落札、削減効果は計年1億6800万円だ。「配送コストを考えなくてよい電力などは共同調達向き」(九大の佐藤哲康財務部長)で、高専1校当たり1000万円程度の削減に感謝されるという。
高専や小規模大学などは、単独では電力使用量が少なく、こういった入札が成立しない、仕様書が特殊で事務負担が大きいなど課題がある。九大も単独ではさほどの値引きでなかったという。適度な規模の大学を中心に、ウィン-ウィンの関係を構築するのがポイントのようだ。
(文=山本佳世子)
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