[Jステーション-広島ホームテレビ]2018年3月5日放送の広島HOMEテレビ「Jステーション」で、カーリング体験会の様子が紹介されました。

平昌2018冬季オリンピックの影響で、カーリング競技に注目が集まりました。実は広島にもカーリングチームがあり、シーズン期間中は、広島市内で体験会を開いています。


広島県カーリング協会のホームページより

4月7日に講習会を開催

講師の方から、「楽しいスポーツなので、楽しみ方を覚えて帰っていただければ」と説明されて始まった体験会。今回参加したのは、小学校低学年から、60代と幅広い世代のおよそ50人です。

広島県カーリング協会によると、募集を始めた当初は、20人の定員に対し、希望者は1人でしたが、女子の日本代表が銅メダルを獲得したら、定員の6倍以上もの希望者が来たそうです。そこで、急きょ定員を50人に増やしました。

氷の上を歩くのは難しく、参加者は、洗礼を受けながらもなんとか氷上へ。リンク上での姿勢や、ストーンを投げる基本動作を選手たちから教わっていきます。

「実はものすごく体力を使う競技だということを体験してもらいたくて」と講師はカーリングブラシを参加者に手渡しました。

おなじみの氷をこする「スウィーピング」を体感。参加者からは「しんどい」という声も。想像以上の運動量に苦戦しながらも、しっかりと基礎を学び、慣れてきたら実戦形式に挑戦です。

小学3年生の参加者は、「初めてだったから(時間が)すごく短く感じて、ストーンが重たいって思いました」との感想。60代の参加者は、「難しいですね。体力を使った」と苦笑していました。20代の参加者は、「やっぱり選手はすごいなと思いました」と言われていました。

広島県カーリング協会の岡本光明会長は、「(参加者が)いいショットを決めた時の笑顔で、自分たちが始めた時のことを思い出して、普及も頑張って子どもたちを育てないと、という思いを強くしました」と言われていました。

県カーリング協会の体験会は、すでに予約で満員。急きょ、スケートリンク主催で4月7日にひろしんビッグウェーブ(広島市東区)で講習会を開催することになりました。

「まだまだマイナースポーツの部分は抜けていませんし、『広島でカーリングやってるの?』と聞かれるので、(普及を)心してやっていけたら」と岡本会長。

カーリングは、生涯スポーツとして誰でも挑戦できるそうです。この人気を生かして、県カーリング協会ではさらに競技人口を増やしていきたい考えです。(ライター・石田こよみ)