良コスパおつまみの手羽先、払える金額は「5本でワンコイン以下」
手羽先から揚げといえば、愛知県を中心に熱く支持されている「名古屋めし」の代表選手だ。パリパリとした食感、スパイスの効いた味は、人気が高い。もちろんコスパの良さも魅力である。
そこでJタウン研究所は「手羽先1人前(5本)に払える金額はいくら?」をテーマに、250円から1200円まで50円刻みで、都道府県別のアンケート調査を行った(総得票数1083、投票期間2017年12月4日〜12月25日)。はたして、その結果は――。
400円以上、500円以下......?
全国の平均価格を算出してみると、465円(以下、金額は小数点以下四捨五入)になった。もっとも支持を得たのは、500円(18.3%)。次点は400円(16.6%)、そして350円(12.8%)、300円(11.7%)、450円(10.1%)と続いた。
都道府県別に見てみると、最高価格は千葉県。平均金額が627円となった。徳島(617円)、京都(567円)、北海道(561円)、群馬(561円)と続く。
一方、もっとも金額が低かったのは、沖縄県(350円)。佐賀(325円)、香川(325円)がそれに続いて低かった。
「手羽先1人前(5本)に払える金額はいくら?」調査結果(Jタウンネット調べ)
日本地図に落とし込むと、関東は比較的高く450円以上、関西は400円以上といった傾向が見られる。また東北や信越、北陸はやや低い気がする。が、これといった明確な地域差はない、そんな印象だ。総得票数の約7割(701票)を占める東京都は456円と、全国平均よりやや低かった。
それでは本家本元、愛知県の場合はどうだろう。
愛知県の得票数は26票だった。そのうち35%が400円に投じられている。350円(19%)、450円(11.5%)、500円(11.5%)と、やや低めに集中している。平均448円で26位。全国平均よりも低めの数値が出ていた。
東京456円、愛知448円、全国平均465円。400円から500円まで、どうやらこのあたりが手羽先ゾーン、そう言えるかもしれない。