目の覚めるような強烈ミドルで会場を沸かせたマルセロ。まさにワールドクラスのゴラッソだった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間11月10日にフランス・リールで行なわれた国際Aマッチ、日本代表vsブラジル代表の一戦は3-1でカナリア軍団が勝利した。

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 スタジアムがもっとも沸いたのは、ブラジル2点目のシーンだろう。21分、CKの流れから日本代表MF井手口陽介のクリアが小さくなり、そこに走り込んだマルセロが右足で強烈にインパクト! GK川島永嗣にとってノーチャンスな一撃を突き刺した。
 
 ブラジルのテレビ局『GLOBO』はライブ中継の画面で、このゴラッソに詳細を表示。試合後にホームページ上で紹介した。
 
「マルセロが右足で決めたこと自体が驚きだったし、相手キーパーが阻止不可能な軌道でゴールに吸い込まれた。ゴールまでの距離は21.2メートルで、スピードはなんと時速101.6キロ! 後半途中にアレックス・サンドロと交代するまで、安定したパフォーマンスを披露した」
 
 日本戦がブラジル代表での通算49試合目となった、レアル・マドリー不動の左サイドバック。29歳と円熟期に突入し、自身2度目のワールドカップ出場に意欲を燃やす。