画像はイメージです 出典画像:liz west / onion (from Flickr, CC BY 2.0)

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岐阜県にある巨大ショッピングモールに異常事態が起こっているようで、Twitterで話題を呼んでいる。なんでも巨大な敷地で売られているのは「タマネギだけ」という状況らしい。

タマネギだけを売る巨大無人ショッピングモール


話題になっているのは、岐阜県本巣市政田にあるショッピングセンター「LCワールド本巣」。1992年に開業し、敷地面積は100,000平方メートルで東京ドーム約2個分という広大さ。多いときには107の店舗がモール内に連ねていたという。

だが、2015年12月31日をもって本館専門店のすべてが閉店。唯一残っていたスーパーマーケット「トミダヤ」も今年4月で「営業縮小」となり事実上閉店した。現地を訪れたTwitterユーザーの写真を見ると、真っ暗で什器以外は何もない店内の入り口に、なぜか北海道のタマネギが1個100円で無人販売されている。
このタマネギを売るためだけにモールが開かれていることには「くっそシュールやな」「電気代でいくらかかるんだって話だろうに」「完全に閉店するほうが安上がりだろ」「闇を感じる」「玉ねぎ盗むと呪われそう」との声が。だが中には「明らかに大幅に採算の取れない何かを存続させるという事は、同等の大きな理由があるという事」「契約上、何かしら営業してないと違反金取られるとかでやってそう」と推測する声もある。かつて「明るい廃墟」と呼ばれた滋賀のショッピングモール「ピエリ守山」を連想する人も少なくない。
ちなみに「LCワールド本巣」では本館はタマネギしか売られていないが、別館では飲食チェーン店や、美容院などが現在も営業されている。

他の営業案が次々に浮上


本館を玉ねぎのためだけに営業するのは勿体ないとの声が多くあがり、「サバゲ―施設にして」「逃走中やりたい」「巨大お化け屋敷にしよう」「映画のセットとして使える」「介護福祉系の施設にすればなんとか」「イベント会場にしよう」とTwitterが盛り上がっている。

しかしこの廃墟感がいいとのことで「行ってみたくなったわw」「LCワールド本巣行きたくて仕方がない」「LCワールド本巣で玉ねぎ買いたい」「完全武装していってくる」との声も。果たして今後、「LCワールド本巣」はどうなっていくのだろうか。