励ますフリして説教してる!?女性がイラッとくる男性たちの間違った優しさ

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相手は励ましてくれたつもりなのに、かえって傷ついたり、イライラしてしまうことはありませんか？ 特に男性→女性への言動で、そういったケースが目立つような気がします。そこで、既婚女性100人に、男性に言われた励ましの言葉で、イラッとしたり、逆効果だったものを聞いてみました。「男ってわかってない！」という女性たちの厳し〜い声が聞こえてきましたよ。
「僕は○○でいいよ」はイラッとナンバーワンワード
・「『あんまり無理すんなよ。俺のごはん、弁当買ってくるとかでいいから』。泣いてる子どもを抱っこしてあやしている時に疲れている顔してたのかな。ねぎらいの言葉のつもりだったのでしょう。俺のごはん？ そんなんどーでも良いんですけど。一番に出てくるの、そこ？ 俺がごはん作るよ、抱っこ代わるよ、お皿洗うよにはならないの？とイライラ」

・「共働きの夫婦ですが、私が残業で遅く帰り、もう疲れて夕食も作りたくないと言った時に『僕はインスタントラーメンで構わないよ』と笑顔で言われてムカつきました。作ってやろうという気はないのか！」

・「子育てで疲れ果てていたときに『疲れてるね。明日にしたら？』と言われた。明日になったら誰かやってくれるならいいけど、と思ってイライラした」

・「子育て中で自分の時間がなく、ストレスがたまって夫に愚痴を聞いてもらっているときの口癖。『大変なのは今だけだからもう少しがんばって』の一言。励ましているつもりなのはわかるのですが、家事の分担や私が息抜きできるよう子どもと外出するなど行動が伴わないので逆にイラッと感じました」

・「赤ちゃんのお世話でクタクタの状態で『こんなにお皿たまっちゃった。お願いだからお皿洗ってほしいな』と言ってみました。夫もハードワークで、やりたくない気持ちもわかりますが『いいよ、大丈夫だよ。明日やればいいじゃない』と言ってきました。顔を見ると、“おれっていい夫でしょ”という雰囲気。頭にきました！」

もしかするとイラッとナンバーワンかもしれません。代わってもくれないくせに、「やらなくていいよ」というやさしげな言葉。「オレは○○でいいから」に至っては、主語がオレ？と爆発しちゃいますよね。悪気がないところに余計イライラしちゃいます。
それ、ほめ言葉にならない…傷ついた励まし
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­・「ダイエットしている時に同僚から『痩せたらかわいくなるよ』と言われて、なんかイラッときた」

・「付き合っていた彼にふられたとき、男友達に相談しました。『大丈夫、ブスを好きな男はたくさんいるから』と言われました」

・「私の小さい時の写真を見ていた時に、『昔から私可愛くないよ』と言ったら、写真と今の私の顔を見比べて『だいじょうぶ。今の方がだいぶマシになってるから』と言われました」

本人は励ましているつもりなのに、ちっとも励ましになっていない言葉。それどころか、貶めているような？？ 言った人も気づいていないんでしょうね〜。
励ましの言葉がいつのまにか説教に­!
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­・「私が仕事のことで悩んでいた時に『そんなこと大したことないよ。俺なんかもっと大変でさぁ』と本人は励ましてくれているつもりの言葉をいただきました。いつの間にか自分の愚痴になっているし、大したことないって勝手に判断されるしで、すごくイラッとしました」

・「仕事で理不尽な対応された時に『お前だけが苦しんでる訳じゃない。皆しんどい思いをしている』と言われたことです」

・「悩んでいるときに、頼んでもいないアドバイスをされると、イラっとする」

・「ちょっと仕事の人間関係を愚痴りたいだけだったのに、したり顔でアドバイスをされたとき。なんで男は討論が好きなんだろう。女は言ってすっきりするから意見なんて欲しくないって！」

そう、女性は話を聞いてもらえれば、それで気が済むんですよね。でも、説教をして「導く」か、議論して結論を出さなければ気が済まない男性たち。あなたのお導きは必要ありません！
能天気な反応がデリカシーなさすぎてイラッ
・「二人目出産時に帝王切開になってしまった私に、夫が『陣痛の痛みを感じなくてよかったじゃん』と言った時」

・「子どもが入院し、24時間付き添いをすることになった私。度重なる採血検査の度、子どもも大泣き、私も疲れと不安で思わず涙した時、主人が『何で泣くの、気にするなよ』と言いました。あまりの無神経イラッ、としました」

・「保育の仕事をしている私に対し、『遊ぶだけっていうのが疲れるんだよね』と言った男性がいた」

これも悪気はないのでしょうが、天真爛漫すぎてついていけません。余計なことしか言えないなら、黙っていてほしい。
松岡修造ばりの熱血指導にうんざり
・「お産の時、立会いをしてきた旦那が、陣痛が来て苦しみ、次の陣痛が来るまでの間に、スポーツコーチのごとくいちいち『よっしゃー』と言ってきて、何の役にも立たないし、産み終えたあとハイタッチを要求してきて本当にうっとうしかった」

・「これから人前で挨拶しなければいけなくて挨拶の文面を練習している時に『大丈夫！大丈夫！ 出来るから！』って何度も言ってきてうるさいって思いイラっとしました」

・「自分なりにもう解決策を考えているのに、『そんなんでいいの？』と言ってくる」

自分が正念場の時に、関係のない男性に熱血指導されると、本当にうっとおしいですよね。本人が熱くなっても結果が変わるわけではないし、こちらにも熱さを要求してくると、ウザさも倍増です。

以上、ちょっと男性には厳しい回答が集まりました。男性が考える「励まし」は、女性にとっては「余計なお世話」や「かえって傷つく言葉」になっていることも。落ち込んでいる時やピンチの時は、励ましではなく、具体的な援助や、黙って話を聞いてくれるやさしさを、女性は求めているのかもしれませんね。

文／吉田直子

※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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