英紙、岡崎慎司のオーバーヘッド弾を称賛「天才的でスペクタクル」

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 プレミアリーグ第30節が14日に行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターとニューカッスルが対戦。先発出場の岡崎が25分に鮮やかなオーバーヘッドキックで決勝点を挙げ、レスターが1−0で競り勝った。

 イギリス紙『デイリーミラー』は、同試合の寸評と採点を発表。「この試合から学んだ5つのこと」と題し、試合のポイントとなった5つの要素が紹介され、「ラファ(ラファエル・ベニテス新監督)はニューカッスルを浮上させることができる」、「レスターはタイトル獲得へ向けてナーバスになる兆候を示していない」、「(ダニー)ドリンクウォーターはイングランド代表入りに値する」、「ニューカッスルのユニフォーム選択は失敗」、という4点に続いて、「岡崎は縁の下の力持ち、陰のヒーローだ」と、言及された。

 同紙は岡崎について、「彼の仕事率と熱量は信じられないほどで、決して走ることをやめない。技術やレベルでは劣るところがあるが、強い意志と希望を持って埋め合わせをしている」と、プレースタイルを評したうえで「彼の先制ゴールは天才的なボールタッチで、スペクタクルなオーバーヘッドキックだった。彼の名を(陰から)光の方へと導くことは確実だ」と、決勝点を称賛した。同紙は岡崎に対して、出場選手中トップの採点「8」を与えている。

 レスターはプレミアリーグ第30節を終え、2位トッテナムと勝ち点差「5」の首位をキープ。次節は19日、敵地でクリスタル・パレスと対戦する。