バイエルン・ミュンヘンは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でユヴェントスと対戦することになった。チアゴ・アルカンタラはツイッターで「この試合が好きだ。ユヴェントスとは素晴らしい対戦になるだろう」とコメントしている。

フランツ・ベッケンバウアーも、マッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるユーヴェのクオリティーを認識しつつ、グループステージ突破に自信を見せている。

「彼らはリーグ戦で挽回してきた。欧州で最も強いチームの一つだ。だが、ファーストレグがアウェーなのはアドバンテージだね。ファーストレグでユーヴェのことをもっとよく知り、ミュンヘンでの決定的な試合に備えられる」

ニヨンでの抽選でバイエルンを代表したマーケティングディレクターのアンドレアス・ユングは、「前回ユヴェントスと対戦したのは、我々が欧州王者となった2012-13シーズンだ。その意味では、良い抽選だったと思う」と述べている。

2013年夏にCL制覇を目標にバイエルンの指揮官に就任したペップ・グアルディオラ監督は、次のように述べた。

「どちらが有利かは分からない。五分五分だと言いたいなら、そう言うこともできる。だが、我々がどういう調子なのかが分かるのは2月になってからだ。ユーヴェは欧州最高のチームの一つだよ。4バックでも5バックでもプレーできる。パリ・サンジェルマンの方が難しい抽選だった。クラブの合言葉は、勝利、勝利、勝利だ」

最後に、関係が良好でなかったマリオ・マンジュキッチについて、グアルディオラ監督は「彼と問題はない。むしろ再会できてうれしい」と述べている。

アルトゥーロ・ビダルは「トリノには友人がたくさんいる。組み合わせには大満足だ」とコメント。キングスレー・コマンは「抽選結果を知ったときは、すごくうれしかった。とても面白い2試合になるだろう。ラウンド16なら簡単な組み合わせなんてない。最後まで行きたければ、いずれにしても強いチームを倒さなければいけないんだ」と述べた。

キャプテンのフィリップ・ラームは慎重な様子で、「この試合は欧州サッカー界の大きなクラシコだ。去年のユーヴェはファイナルまで進んだ。彼らを倒すのは大きな挑戦だ」とコメント。トーマス・ミュラーはトリノでの一戦に集中しているようだ。

「僕らにはユーヴェ相手に良い過去がある。何よりも僕はユヴェントス・スタジアムで戦えることに満足だ。素晴らしい経験になるだろう」