A・サンチェス、ゴール量産の理由は「ママがシュートを打てと言ったから」

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9月の終盤以降、好調を続けるアレクシス・サンチェス。

アーセナルでは直近の3試合で6得点をあげており、4日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの大一番では2ゴールをあげ勝利に貢献している。

そんなアレクシスは代表チームでも結果を残して見せた。

今月始まった2018年ワールドカップ予選ではブラジル戦で1得点、続くペルー戦で2得点をあげいずれもチームは勝利。クラブチームでも連続して勝利に直結するご働きを示しており、ハイペースで得点を積み重ねているのだ。

そんなアレクシスが、英国『Indepenedent』のなかでこんなことを語っている。

アレクシス・サンチェス(アーセナル)

「ママはいつも私のコーチなんだ。

彼女は私に電話をかけてきて、ゴールに向かってもっと多くのシュートを打つように言った」

アレクシスによれば、好調を維持する一因として、母からの助言があったのだという。

アレクシスの母親はマルティナさん。アレクシス自身も母親をかなり敬愛しており、ユニフォームの下にマルティナさんへのメッセージ書いたシャツを着用していたこともあるほどである。

同紙では以前、アレクシスと母親に関するこんなエピソードを紹介していた。

アレクシス・サンチェス(アーセナル)

「私のママは、私の一番のアイドルなんだ。

ママは私にスパイクを買うお金がなくて、私はスパイクを持っていない時があった。

家で新しいスパイクをお願いしたけれど、不運にもママはそれらを買うことができなかった。

その時、私は街のサッカーチームであるアラウコで最も重要な選手だった。

ママは市長に補助金のようなものを求めるためにアラウコの市役所に行って、それで私は新しいスパイクを買うことができたんだ」

今のアレクシスがあるのも、こうした過去や母親との絆があるからなのだろう。