悪口、ダラダラ、家族の詮索…困った「井戸端会議」をサクッと切り上げるコツ4

写真拡大

ご近所さんが路上で始める不毛な井戸端会議、「早く終わってくれないかな」と思っていませんか? 今回は、井戸端会議を終わらせる達人を大解剖! その奥様が顔を出すと、適当なところで区切りがついてうまく散会する流れになるのです。実に、実にありがたや。でも……、一体なぜ終わりになるの!?

要注意な「マウンティング女子」年代別特徴とつきあい方

■終わらせるために加わる

一旦始まるとなかなか止まらない主婦の立ち話、それが井戸端会議。長ければ5時間ほど路上で話しこむ方々も。盛り上がっているところを恐縮ですが、通行人に迷惑をかけているケースもありますよね。
そんな困った井戸端会議を終わらせるには、どうしたらいいのでしょうか?

井戸端会議のメンバーは、メンタルがタフ。道行く人がにらもうと、「そこにいると邪魔」なんて注意されようと、平気でおしゃべりを続けちゃいます。どうやら、部外者の声が耳に届かないような“ゾーン”に入っているようです。
輪の外から声をかけるから、なかなか聞き届けてもらえないのかもしれません。そこで考えられるのが、ちょっとだけ参加して、話を収束させることに一役かう、というやり方です。

筆者の近所にお住まいの奥様は、井戸端会議を終わらせる達人。彼女のふるまいには、井戸端会議を手短にすませるための技術が凝縮されています!

まずは「こんにちは。最近すっかりあたたかくなりましたね」などとはんなりと優雅にあいさつして、一度輪の中に入ります。
あくまでもゆったりとした調子でのごあいさつに聞こえるのですが、出だしに意外なすばしっこさがあって、常に自身から声をかけてきます。誰も彼女より早く声を発することができません。たまにはこちらからあいさつしたいと頑張っても、「こんにちは」の「こ」の一音すら割り込ませられないのです。

早口とは無縁の人なのに、不思議不思議。どうやったらできるのか、何度お会いしても分からないのですが……。

ただ、これだけは言えます。「あいさつは先手必勝」! 誰かに口を開かせる前に自ら進んで。
ご近所の方々に良いイメージを持ってもらうためにも、自分のペースで会話を運ぶためにも、それが確実に効きます。

■花鳥風月の話で、井戸端会議はおひらきに

信じられないような速さで「こんにちは」をくり出した奥様は、すぐさまお天気の話に転じます。
これで、相手が他のネタ(うわさ話や悪口など)を差し向けるタイミングは、完全に外されてしまいます。

晴れている。曇っている。降ってきた。降らなかった。あたたかくなった。寒くなった。
気象情報は、誰も困らないテーマです。

「あたたかくなってきましたね」と話しかけられたら、相手はよほどの悪意や戦意を蓄えてこない限り、「ナニ言ってるんですかあなた、全然あたたかくなんかないですよ」なんて言い返せないもの。最初は相槌しか打てません。だから、その奥様が場の空気をつかんじゃうのです。

「桜はすっかり散ってしまいましたね」「ええ、早いもので」なんて、はんなりと時候の話になるので、「いつもノンキな人だな」程度のことは思われているかもしれませんね。
でも、誰も傷つけない話をしている彼女は、誰からも憎まれていません。ママ友いじめを目論む人がいたとしても、彼女をターゲットに選ぼうとはしないだろうなと思います。誰が悪役なのか、あまりにもハッキリしすぎてしまいますから。

花鳥風月の話を始めると、場の空気が浄化される。何だかコソコソした内緒話はしづらくなる。他に話すことがなくなってくる。
この流れで、井戸端会議は「何となく」おひらきになります。

■家族のことを詮索されたら「本人にまかせている」

ご近所に、他人の家庭について貪欲なまでの好奇心を示す人はいませんか? 「お子さん、そろそろお受験なんでしょ。塾は通ってるの? 2つ下の弟さんはどうするの? 同じところに入れるの?」と根掘り葉掘り。
そんな根堀さんを相手にしても、見事に会話を終わりへと導きます。

子どものことを聞かれても、具体的に答えません。「本人にまかせているので、私はよく知らなくて」「子どものしたいようにさせています」といった、ふわっとしたことを言うのみなのです。しかも、ふわっとしているわりには「ぱっ!」と、即座に返答します。

「本人にまかせている」! これを繰り返されると、引き出せる情報はほとんどなくなってしまいますよね。覚えておきたいとっさのフレーズ、です。

■悪口を聞かされかけたら、自分から謝る!

井戸端会議で最も嫌なことと言えば、その場にいない人の悪口、陰口が盛んなことです。
こうした話題は、自分が言ったわけではなくてもその場に偶然居合わせただけで、発信源に近いと思われる危険性があります。筆者は、「う、う〜ん……」と声を漏らしただけなのに、「うん」と悪口を肯定したと受け取られた経験があります。全く、とんでもない濡れ衣ですよ。
誰かが悪口を話し出したら、そこにいるだけで不利です。

その奥様の特技は、そういうよどんだ話をしづらいように空気を清浄化することですが、それでも、万が一その種の話を聞かされそうになった時こそ、超一級の対処法を披露してくれます。

人が何かワルい言葉を口にしかけるたびに、すばやく「すみません、全然気づかなくて私」「ごめんなさいね。そういうことは疎くて」「それは申し訳ないですね、本当に分からなくて」と、なぜか奥様から謝っちゃうのです。間髪入れずに「すみません」「ごめんなさい」と謝罪をはさみこんで、悪口の進行をさえぎります。

「気づかない」「分からない」「疎い」などといった表現を織り込めば、自分はその悪口に加担する一味ではないとアピールすることもできますね。これはマネできそうです。

悪口が盛り上がらなくなってくると、立ち話は終わりに向かいます。

いかがでしたか?
「終わらせるために加わる」「お天気トークでなごやかに」「家族の話は本人にまかせていると言う」「悪口に対してはこちらから謝る」
この4つ、実のない井戸端会議を閉幕に持っていくスキルとして、覚えておいて損はないと思います。