いや〜『電車男』が話題になっていますね。書籍から始まって映画、そしてテレビドラマ化と、その勢いは止まることを知りません。今もなお、“出発進行中”のようです。

 作品としては、まあ普通の純愛モノになっているようですが、なんと言っても主人公が「ヲタク」だという新しさが受けているようですね。これまでは日陰の存在だった彼らですが、この作品でその生態が明らかにされ、生活や心情までもがエンタメ化されちゃいました。

 しかしヲタクの世界は、まだまだ広く、そしてディープです。とても1本の作品などでは語りきれません。古くは切手やコイン、看板にラベル・・・彼らは「コレクター」とか「マニア」とか呼ばれてきました。でも、その中でも多種多様に渡る幅広さを見せているのが、元祖?“電車男”こと「鉄道マニア」ではないでしょうか。純粋に電車のフォルムが好きで写真を撮る人や、切符を集める人、制服ファンや時刻表マニアなどなど、そのタテヨコの幅たるや相当なものです。

 で、そんな鉄道マニアのハートがガッチリ掴んで離さない、御用達のサイトがコチラ。「電車市場」だそうです。最新作の「サポートクッション あずさE257系」や「鉄道部品 吊革」などは、かなりの人気だとか。

 「電車市場」をプロデュースするのは東急車輛製造株式会社という、鉄道車両やコンテナ、線路などを提供している鉄道関連会社です。つまり扱う商品は本物と同じってワケ。この辺がファンにはたまりません。聞けば、「一般の鉄道ファンだけでなく、社内からの需要も多かった」(東急車輛製造・広報 小林氏)そうな。鉄道ファンの熱い気持ちに社内外は関係ないようですね。

 同サイトでは「駅名キーホルダー」や「ストラップ」といったライトなものから「車内広告枠」や「製造所銘板」といったマニアな珍品までが揃っています。いかがでしょうか、部屋におひとつ「電車の吊り革」インテリアなんてのは? いつでもどこでも電車気分が味わえることウケアイかも!? あ、でも、家庭内イメージプレイにも使う際は、ちゃんとパートナーの了承を得ましょうね。(文/verb)

「電車市場」
http://www.railfan.ne.jp/denshaichiba/index.html