[国内杯]新戦力躍動のインテルが終盤の2ゴールで8強へ

写真拡大

 インテルは21日、コッパ・イタリア5回戦でサンプドリアと対戦し、2-0で勝利した。準々決勝に進出したインテル。次なる相手は、22日に開催予定のナポリ対ウディネーゼの勝者となる。

 試合はリーグ戦では3位と好調のサンプドリアが後手に回る。前半10分にMFネナド・クルスティチッチが一発退場。さらに前半36分にはPKを与え、これはGKセルヒオ・ロメロが止めて得点こそ許さなかったが、主導権はインテルが常に握っていた。

 得点が決まったのは後半26分、MFジェルダン・シャキリとFWルーカス・ポドルスキの新加入コンビで崩すと、最後はシャキリが左足で流し込み、ついに試合を動かす。さらにサンプドリアは同32分にMFパウェル・ヴゾレクが2枚目のイエローカードで退場。インテルは9人になったサンプドリア相手に、同43分、ポドルスキが相手のミスパスを奪ってゴールに流し込み、試合を締めくくった。

 新戦力が機能し、リーグ上位を相手に快勝したインテル。早々に相手に退場者が出たとはいえ、危なげなく8強に勝ち上がった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ロベルト・マンチーニ監督も「今日のチームには満足している。こういうサッカーが見たいんだ」と満足げに振り返っている。

 もう1試合も行われ、フィオレンティーナがFWマリオ・ゴメスの2ゴールなどによって、アタランタを3-1で下している。フィオレンティーナは準々決勝でローマと対戦する。