シャルケ内田、守備を評価も採点は伸びず「堅実に守備をこなした」

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 ブンデスリーガ第9節が25日に行われ、DF内田篤人が所属するシャルケはレヴァークーゼンと対戦した。試合は0−1で敗れ、ロベルト・ディ・マッテオ監督が就任してから公式戦3試合目で初の黒星を喫した。

 ドイツの地元メディアは、同試合の採点と寸評を発表。右サイドバックで先発フル出場した内田は、献身的な守備を評価されながらも、攻撃参加が不十分だったとしてやや厳しめの評価が与えられた。

 採点と寸評は以下のとおり(最高点1、最低点6)。

■内田篤人(シャルケ)
対レヴァークーゼン戦(0−1●)フル出場
『West Deutsche Allgemeine』
採点:3.5
寸評:この右サイドバック選手が出したロングパスが、前半の1番大きなチャンスにつながったが、受けた(クラース・ヤン・)フンテラールがボールをコントロールできなかった。それ以外では、内田が相手陣内で効果的な動きをすることはなかった。自陣ペナルティエリア一帯では、堅実に守備をこなした。ボールタッチ数はチーム最多だったが、やみくもに前線へボールを出す場面が多かった。数的有利の展開となった86分、ボールを失った後にファウルを取られて警告を受けた。

『Revier Sport』
採点:4+
寸評:いまだに「“ウッシー”は守備ができない!」と言う者がいるが、内田は全てのボールをクリアした。例えば、ペナルティエリア右でハカン・チャルハノール相手に見事なスライディングを決め、レヴァークーゼンのチャンスを摘み取ったシーンがそうだ。最終的には彼も力及ばず、敗れたが。