スマートペンからカバンの中身まで――1日に3倍働く男たちの必携アイテム

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メモを残す、カバンから目的のモノを取り出す……日常の何気ない仕事にかかる時間は、最新ビジネスツールを活用すればぐっと短縮できる。使うだけで差が生まれる10アイテムをプロが厳選。

■もう鞄の中をガサゴソ探さなくて済む

文房具や名刺、スマホ、ACアダプターなど、ビジネスに必要な小物をまとめて収納しておき、バッグを替えるときに手軽に移し替えられるのが特徴。収納もたっぷりで、バッグの中を立体的に活用できる。バッグの大きさやPCの有無に合わせて製品が用意されているのも嬉しいところ。服を着替えるように鞄をチェンジできる。

●「カバンの中身」ビー・ナチュラル(B4 Ver5.0)

■書いたら、切ってスキャン

ドキュメントスキャナーで電子化するのが基本。どうせ切り離すのだから、最初からミシン目が入ったノートにしておいたほうが効率的だ。本製品は、ドキュメントスキャナーのScanSnapシリーズに対応している。サイズはA5とセミB5の2種類で、横罫線タイプとドット方眼タイプが用意されている。

●「ScanNote」KING JIM(A5タイプ)

■いっそのこと全データ持ち歩こう

容量の少ないクラウドサービスやUSBメモリでは、どのデータを保存するか判断に迷う。最新の状態に同期するのに手間もかかる。外付けHDDは非常にコンパクトに進化しているので、いっそのこと全データをまとめて保存して持ち歩くと効率的だ。本製品はスリムなうえ、USB3.0に対応するのでデータ転送も短時間で済む。

●「CANVIO SLIM」東芝

■紙資料はどこでもスキャン

紙資料の山から目当ての書類を探すことほど無駄な手間はない。紙資料は可能な限り電子化し、クラウドにアップロードして活用し倒したい。そこで、活躍するのがドキュメントスキャナーだ。個人用で使うなら、USB駆動もできる世界最小クラスのコンパクトな「S1100」が便利。スピーディに読み取り、Ever noteなどにアップロードできる。

●「ScanSnap S1100」富士通

■「急いでいるときの探し物」を解決!

アポで急いでいるときに限って、鍵が見つからない。出張時の空港では自分のスーツケースが見当たらない、という場面は多い。そんなとき、この製品を貼り付けておけば、iPhoneアプリで位置を検索でき、時間を無駄にすることがない。監視機能を有効にしておけば、距離が離れたときに通知されるので、忘れ物防止にも役立つ。

●「StickNFind」RESTIR(2個入り)

■スマホとタブレット、2台同時に充電

バッテリー残量を気にしてデジタル機器を使うのは効率が悪い。がんがん使い倒してこそのビジネスツールだ。とはいえ、外出先で都合よく充電できるとも限らないので、モバイルバッテリーは常備しておきたいもの。本製品は10000mAhと大容量で、スマホを約4回充電できる。USB端子を2つ備えるので2台同時の充電も可能だ。

●「CP-F10LSAVP」ソニー

■位置合わせは素早く無駄な力は不要

紙資料をファイリングする際に活躍する穴あけパンチだが、用紙を位置合わせするのに手間がかかるのがネック。その点、本製品は「楽あけガイド」により、用紙を折らずに素早く位置合わせができる。「楽あけリンク機構」により、穴あけのハンドル操作力を軽減してくれるのもうれしいところ。大量の穴あけも短時間で済ませられる。

●「パンチ“ラクアケ”」コクヨS&T(最大穿孔能力約25枚)

■手書きメモを瞬時にiPhoneやiPadに表示

ボールペンで紙に書いた内容を、Bluetooth経由でiPhoneやiPadに表示するアイテム。音声も同時に保存できるスグレモノで、専用アプリと連携し、手書きメモをテキストに変換したり、メールやクラウド経由で共有することも可能。録音デバイスを用意したり、スキャンする手間が省け、データをスマートに活用できる。

●「Livescribe 3 smartpen」ソフトバンクBB

■快適な睡眠をガイドする

限られた睡眠時間で良質の眠りを取れないと、翌日の仕事に全力を出せない。本製品では、就寝までにかかった「就眠時間」、睡眠中の「起床回数」、アラームをセットした時間までの「睡眠時間」、睡眠パターンから割り出された「睡眠の質(10点満点評価)」などの記録を取り、快適な睡眠を取るための手掛かりにできる。音が出ないサイレントアラーム機能も備えており、一緒に寝ている人を起こさずに利用できる。

●「LARK アンアラームシステム」フォーカルポイント

■会議を丸ごと360度録画

音声に加えて4つのカメラで360度の映像を記録できる最強のレコーダー。誰が発言したのかも見返せば一目瞭然。議事録を作成する効率が大幅アップすること間違いなし。スカイプなどを利用し、ウェブ会議のカメラやマイクとして利用することも可能。相手のPCには全員の姿が映るので、効率的なコミュニケーションが図れる。

●「ミーティングレコーダーMR360」KING JIM

(IT・ビジネスライター 柳谷智宣=アイテム選・文)