ベルガモで嵐が続いている。ヴェローナ戦での黒星、試合前のサポーターと警官の衝突に続き、FWマルコ・リヴァヤが“標的”となった。

20歳のリヴァヤは試合中も、交代時にサポーターの抗議に対して口論し、ピッチとスタンドを分ける壁をたたく振る舞いを見せていた。

それだけではなく、今度はSNSでも暴言が飛んだ。リヴァヤのフェイスブックのページのことである。ベルガモを去ってクロアチアへ帰れというサポーターの罵倒に対し、リヴァヤは「オレと一緒にクロアチアへ来いよ。クソったれのイタリア人」と返したのである

その後、このコメントは削除されたが、すでに騒ぎになっている。これ以外にも、サポーターからはこういうコメントも届いた。

「お前は技術的に素晴らしいし、きっとすごいキャリアを築くだろう。でも忘れるな。観客にはブーイングする権利があるんだ。ベルガモの遠くにあるお前の将来のキャリアにおいても、サポーターには敬意を払うべきだ。アタランタのユニフォームは汗で濡らし、リスペクトしなければいけない。お前がもうオレたちのユニフォームを着ないように、オレたちは願っている」

これに対し、不満のリヴァヤは「オレたちは願っているよ。クソったれ」だった。彼が騒がれるのは初めてではない。3月、ステファノ・コラントゥオーノ監督は、規律面の罰としてリヴァヤをチームから外さなければいけなくなった。ヴェローナ戦は、それ以降、リヴァヤが初先発した試合だ。

インテルと共同保有のリヴァヤは昨季もチームメートのイバン・ラドバノビッチを叩く問題を起こした。そのときは、チームとクラブに公に謝罪。「キャリアの新しい1ページを開くことに決めた」と話している。彼が開くのが、フェイスブックのページでないことを願おう。