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米Amazonは、独立系書店や小売店に向けて、電子書籍リーダーKindleシリーズの新しい販売制度「Amazon source」を提供開始した。対象のKindleや関連アクセサリを通常価格よりも安く仕入れることができ、さらに販売したKindleから購入された電子書籍代金の10%を報酬として受け取ることができる。日本での実施は未定。

Amazon sourceは2つのプログラムを用意しており、独立系書店および小売店は、店舗の立地条件に応じてどちらかを選択できる。ひとつめの「本屋プログラム」は書店向けのプログラムで、該当店舗はKindleを通常価格の6%割引、関連アクセサリを35%割引で仕入れ可能。さらに、販売したKindleから購入された電子書籍代金の10%を報酬として受け取ることができる。

ふたつめの「一般小売プログラム」は小売店向けのプログラムで、該当店舗はKindleを通常価格の9%割引、関連アクセサリを35%割引で仕入れ可能。割引率が「本屋プログラム」よりも高い代わりに、電子書籍代金による報酬はない。

このほか、Amazon sourceを通じて仕入れたKindleと関連アクセサリには、6カ月の無料トライアル期間を提供する。そのため、6カ月の間にKindleの販売が自分の店舗に悪影響だと感じた場合は、仕入れた製品を無料で返却できる。

対象端末は、Kindle、Kindle paperwhite、Kindle fire HD/HDX/HDX 8.9の5製品。関連アクセサリは、ベーシックカバー、レザーカバー、折り紙カバー、急速充電器の4製品。

(記事提供:AndroWire編集部)