ですので、これ以上のお金がかかったということなのでしょう。

ちなみに渋谷、大館とも、ハチ公の命日である3月8日の1カ月後の4月8日に慰霊祭を行っています。

では現在、ハチ公像を建てたらいくらかかるのでしょうか。

銅像・胸像を手がける株式会社竹中銅器さんに伺ってみました。

竹中銅器さんは、創業1927年の老舗企業です。

鉢呂克彦さんのお話では「原型を提供していただいて、弊社で鋳造と着色をして納品ということでしたら、まず100万円ほど見ていただけたら」とのことでした。

原型を含めて竹中銅器さんにお願いするときは、「原型をどなたに依頼するかによって異なります。

例えば、著名な彫刻家の方に原型をお願いする、などの際にはその先生がいくらでやっていただけるかによる」のだそうです。

「そこまでこだわらないで、普通に動物などの原型で、それもご依頼いただけるのであれば、先ほどの100万円に原型代の100万円を足したぐらいの価格を見てください」とのことでした。

200万円ぐらいあればなんとかなるのでしょうか。

くしくも、前述の渋谷の初代ハチ公像の現在換算した価格とほぼ同じになりました。

渋谷の銅像も、大館の銅像も、健気でかわいらしいハチ公の様子がとてもよく表現されています。

虹の橋の向こうで、ご主人の横にハチ公がいて幸せそうに尻尾を振っているといいですね。

(高橋モータース@dcp)『大館市観光協会』のサイトはこちら。

『株式会社竹中銅器』のサイトはこちら。