インテルは16日のセリエA第3節でトリノと対戦する。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は前日会見で、次のように話している。

「リーグ中断は数名の選手が回復する上で重要だった。もっとも落胆する結果は、ローマ戦だったね。ヨーロッパリーグでのホーム2試合も良くなかったが、それぞれファーストレグで良かったこともある」

「いずれにしても、我々はもっとうまくやって、ホームのファンの前でリベンジしなければいけない。これはセリエAなんだ。何をすべきかちゃんと理解できるかどうかが、監督の力だよ。批判はプレーの一部だ。我々は最初の直接対決を落としたし、これは痛い。だが、2節が終わった段階で、ここまでチームがやってきた良いことを監督が捨てるわけにはいかないんだ」

「良い結果を出す上で、選手たちの管理は必要だ。全員が戻れば、すべてのポジションで有益な代役がいる。我々はそういうチームをつくった。組織全体のクオリティーを生かすことが私の目標だ」

「(アントニオ・)カッサーノ? ペスカーラ戦とローマ戦で、彼はうまくやった。もちろん、彼や代表に呼ばれなかったすべての選手は、ハードワークできたよ。ただ、彼を先発させるかどうかは、まだ判断しなければいけない」

「トリノはローマと同じで、チームに強いサインを送る指揮官がいる」

「我々が働きかけなければいけないのは、注意力だ。このレベルなら、ローマ戦の2点目のような失点をしてはいけない。ただ、私が最も気に入らなかったのは、あのゴールを決められてから精神的に消えてしまったことだよ」

「(リカルド・)アルバレスは重要な選手だ。右でも左でも、センターフォワードの後ろでもプレーできるからね。ウチの攻撃的選手の中で、最もMFだ。彼の復帰はうれしい。マイコン退団をどう埋めるか? ほかの解決策でやっていこう。その位置では、(ハビエル・)サネッティが確実だ」

「(クリスティアン・)キヴはグループに戻っており、回復するための時間があと1週間ある。(ジョエル・)オビも良くなっており、アルバレスは戻ってきた。一番時間がかかるのは(マクドナルド・)マリガだ。(デヤン・)スタンコビッチは焦らずに回復しており、(ガビ・)ムディンガイは今週検査を受ける。起用できるようになるかどうかは、それ次第だね」