サンパウロのブラジル代表MFルーカスが、インテルから接触があったことを明かしている。ルーカス自身がブラジル紙『Folha de Sao Paulo』のインタビューで応えた。

 ルーカスは、「インテルはビッグクラブであり、誰もがプレーしたいと思うクラブだ。僕も例外じゃないよ。父と代理人がインテルの会長と話しをしたんだ。でも僕にはまだ直接話は来ていないよ。サンパウロとの契約が切れるまで残るか保証はできない。サッカー界の状況はめまぐるしく変わっていくし、この状況は僕にも言えることだね」と話し、インテルへの移籍を前向きに検討していることを明かしている。

 ルーカスは1992年生まれの19歳。2010年にサンパウロトップチームデビューを飾り、2011年3月にはブラジルのフル代表にも選出されている。右サイドを主戦場にしており、レアル・マドリードの“カカーを超える逸材”と称されるドリブラーで、ロンドン・オリンピックのメンバーにも選出されている。