1日のEURO2012決勝でスペインと対戦したイタリア代表は、0−4と大敗を喫した。当然、チェーザレ・プランデッリ監督は試合後に落胆を表している。だが同監督は、「いずれにしても素晴らしい大会だった」とも誇り高く語った。

「彼らの方が肉体的によりフレッシュな状態だった。我々はかなり消耗してきたし、こういう選手たちを相手に挽回は難しい。試合の読み方を間違えたわけではないよ。だが、我々はすぐに、抑える必要があると分かった。とても疲れていたからだ。それでかなりのバランスが失われた。我々は、最大限のパフォーマンスをするためには、フィジカルの調子が良くなければいけないチームなんだ」

「我々は成長しなければいけない。だが、最も適したタイミングでこういう大会を迎えられるようにもしなければならないよ。リーグ戦での疲労から選手たちが回復できるようにね」

その後、プランデッリ監督は記者会見で次のように話している。

「唯一悔いがあるとしたら、負傷のことだろう。だが、我々が戦った相手は世界王者だったんだ。後半、何度か試合を戻すチャンスを得たが、そこからはもうエネルギーが残っていなかった」

「グループステージの初戦でスペインと対戦したときは、フィジカルコンディションが万全の状態だった。だが今夜は、試合を支配したスペインを称えるしかない。私の未来はすでに決まっている。イタリアサッカー連盟や幹部たちとは何の問題もないし、プロジェクトもある。それを進めたい。(ジョルジョ・)キエッリーニ? 肉離れだ」