25日放送、TBS「クイズタレント名鑑」は、過去に曙(第1回)、アリスター・オーフレイム(第2回)が優勝を飾り、人気を博した番組企画=「USC〜史上最大ガチ相撲トーナメント」第3回大会の模様を放送した。

タレント、アスリート、格闘家らが、真剣勝負の相撲トーナメントに挑む同企画。今大会では“皇帝”エメリヤーエンコ・ヒョードルや元IWGP王者ビッグバン・ベイダーらが参戦し、番組を盛り上げたが、トーナメントは予想外の結末を迎えることになった。

■予選トーナメント1回戦第1試合
○:ボビー・オロゴン(38歳)
×:チャック・ウィルソン(65歳)

組み合ったチャックが左脇を差し上げようとするも、ボビーがそのまま押し出し。だが、ボビーの足も出ており、競技の結果、取り直しに。再び低い姿勢で前に出たボビーが手前に引き、チャックのバランスを崩すと、回り込んでそのまま押し出し勝利を挙げた。

■予選トーナメント1回戦第2試合
○:ビリー・ブランクス(56歳)
×:ギャオス内藤(43歳)

ビリーズ・ブート・キャンプで一世を風靡したビリー隊長と、元プロ野球投手・内藤。ビリーが投げをうつも、踏ん張った内藤がまわしをとって引き込むように投げを狙う。しかし、これを持ちこたえたビリーがそのまま押し出し。

■予選トーナメント1回戦第3試合
○:神取忍(47歳)
×:八木真澄(37歳)

組み合った両者。神取が八木の前足を掛けにいくと、八木も左上手をとって投げを狙う。だが、神取が見事な下手投げを決めて勝利を挙げた。

■予選トーナメント1回戦第4試合
○:あかつ(30歳)
×:HAJIME ロボット 33号(高さは210cm)

HAJIME ロボット 33号は、大型ヒューマノイド・ロボットで、人工知能を持ったサッカーロボットとして開発したという。気合いをいれたあかつ。開始するや自らバランスを崩して倒れそうになるHAJIME ロボット。これを抱きかかえたあかつは、そのまま土俵の外に置き、呆気ない決着。

■予選トーナメント準決勝
○:ボビー・オロゴン(38歳)
×:ビリー・ブランクス(56歳)

低く頭を付けたボビーは、ビリーを釣り上げる。だが、ビリーも押し出しを狙い、反撃に転じたが、ここでボビーが華麗なうっちゃりで勝利。

■予選トーナメント準決勝
○:あかつ(30歳)
×:八木真澄(37歳)

右足の人差し指を負傷した神取がリタイアし、八木が復活。立合いと同時に、あかつの突進をいなそうとした八木だが、あかつは構わず押し出し。

■予選トーナメント決勝
○:ボビー・オロゴン(38歳)
×:あかつ(30歳)

あかつの突進を押し返すように、ボビーが突っ張り。あかつがすくい投げを見せるも、同体で取り直しとなった。取り直しは、激しい立合いになるも、ボビーが押し切る格好で、あかつを押し倒した。

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■本戦トーナメント1回戦第1試合
○:安田忠夫(48歳)
×:ボブ・サップ(37歳)

右を差した安田が、サップをあっさりと寄り切り。サップは立合いから顔を歪め、戦意喪失状態になっていた。試合後「ちょっと痛い」とコメントしたサップは、相変わらずのギャラ泥棒ぶりを如何なく発揮した。

■本戦トーナメント1回戦第2試合
○:所英男(34歳)
×:HIRO(34歳)

所は立合いと同時に総合格闘技流といってもいい片足タックルで、安田大サーカス・HIROの左足を抱えると、そのまま土俵の外へ。勝った所は、HIROと楽屋が同じで心理戦があったことを明かした。

■本戦トーナメント1回戦第3試合
○:鈴川真一(28歳)
×:エメリヤーエンコ・ヒョードル(35歳)

立合いから突っ張りを出す鈴川が、続けて右の突っ張りを見せると、ヒョードルはバランスを崩し、前方に手を付き、まさかの1回戦敗退に――。