バルセロナのペップ・グアルディオラ監督の契約は今季で満了となる。2012-13シーズンにどうするか、同監督はまだ決めていないようだ。3日、グアルディオラ監督は「決めたら最初に会長に知らせる」と話している。

スペインではしばらく前から、グアルディオラ監督が今季で退任するかどうかが報じられている。バルセロナの『スポルト』や『ムンド・デポルティボ』は、グアルディオラ監督の契約延長は確実と報じているが、これは正確な情報に基づくものというより、そう願っているという感じだ。

バルセロナは4日のコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグでオサスナと対戦するが、グアルディオラ監督は前日会見で「安心してくれ。私は自分が何をしたいか分かっている」と話している。

グアルディオラ監督が将来的にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官になる可能性や、後任としてマルセロ・ビエルサ監督がバルセロナを率いる可能性が報じられているが、グアルディオラ監督は次のように答えた。

「私はマンチェスターをリスペクトしている。最も大事なのは、(アレックス・)ファーガソン監督があと2、3年続けたいと言っていることだよ。マンUは正しい人物を選ぶだろう。ビエルサ? バルサにとってうまくいくのは確かだよ。私が彼についてどう思っているか、君らもよく知っているだろう」

なお、グアルディオラ監督はローマのルイス・エンリケ監督についても言及している。

「クリスマス期間に彼と会うことはなかった。でも、これまでやってきた仕事に賛辞を送りたい。それに、我慢した首脳陣にもね。彼は素晴らしい指揮官で、影響されることなく、望むことをやる人物だ。長期的にそれが利益となるはずだよ。ローマにうまく適応したし、素晴らしい後半戦を送ることができるはずだ」