イタリア代表は6日のEURO12予選でスロベニアを下し、本大会出場を決めている。イタリア代表にとって700ゴール目となる決勝点を挙げたFWジャンパオロ・パッツィーニは、試合後に次のようなコメントを残した。

「素晴らしいね。ここフィレンツェで予選突破を決めることができたんだから。ゴールは監督ではなく、僕自身へのメッセージだよ。いつも自分がいるってことを示したいんだ。(ジュゼッペ・)ロッシと(アントニオ・)カッサーノはとてもうまくやっているけどね」

イタリアは後半途中に4-3-3の新システムを採用している。今後もこのシステムが使われるかと聞かれると、パッツィーニは「それは監督に聞いてくれ。カッサーノはセカンドトップで、ロッシはよりストライカーでいることを望む。彼はフィニッシュが好きだからね。僕は(マリオ・)バロテッリともうまくやれるよ」と答えた。

最後に、パッツィーニはインテルについて、「個人的には、自分が重要な選手だと考えている。加入してからうまくやってきたからね。だからこそ、これから始まるシーズンに向けて落ち着いているよ」と話している。

一方、G・ロッシは次のようなコメントを残した。

「今日の試合はとても難しかった。スロベニアはうまく守ったね。でも、僕らは何度も彼らの枠内にシュートを放った。勝つことができて、満足しているよ。僕はどこででもプレーできる。どこでプレーするかは、監督が決めることだ。僕らは全力を尽くすよ」:

また、MFリッカルド・モントリーヴォはこのように話している。

「もちろん、満足しているよ。1年間の仕事が報われ、目標を達成したんだからね。前半はかなり良かったけど、相手も組織がしっかりしていた。監督からは、ボールがないところでの飛び出しを求められていたよ。前半はうまくやれた。後半は疲れもあって、それほどではなかったけどね」

モントリーヴォはフィオレンティーナでの今後について聞かれると、「契約延長交渉が途絶えたことはない。近く解決策を見つけるだろう。今年は素晴らしいシーズンにしたい。これまでのように真剣に練習していくよ。良いチームだし、僕らはファンにシグナルを示さなければいけない」と語った。