インテルFWサミュエル・エトーのアンジ・マハチカラ移籍は、23日にまとまるようだ。そしてエトーの移籍を受け、インテルのマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)はチームの補強へ動くことになる。その第一歩として、同TDは22日、アトレティコ・マドリーFWディエゴ・フォルランの代理人と会っている。

エトーについては22日、ミラノで再び交渉が行われた。アンジ側のブラド・レニッチ氏と仲介役のペッピーノ・ティッリ代理人が、インテルのオフィスでリナルド・ゲルフィ副会長やブランカTD、エトーの代理人であるクラウディオ・ヴィゴレッリ氏らと会談している。

交渉終了後、オフィスを出た際に、ティッリ代理人は『ガゼッタ』の取材に対して、「エトーのアンジ移籍に向けて楽観的だよ。交渉締結は明日に持ち越されたけどね。我々はもうディテールまで来ている」と明かした。

一方、パリ・サンジェルマンとともにインテルが関心を寄せているフォルランについては、代理人のダニエル・ボロトニコフ氏が22日にミラノ入りした。同氏はヴィゴレッリ氏とランチをともにしてから、ゲルフィ副会長とオフィスで会談している。

フォルラン自身はスペイン『アス』のインタビューで、「現時点で具体的なことは何もない。インテルが欧州で最も重要なクラブの一つであることは疑いないね。でも僕には、アトレティコ・マドリーとあと2年の契約があると強調する義務がある」と話した。

なお、インテルはDFマイコンが右ひざの手術を受けている。クラブが同日、半月板の手術が成功したことを発表した。