浙江省温州市で23日夜に発生した高速鉄道の追突脱線事故の原因について、中国鉄道部の報道官は24日、「落雷で先行列車が立ち往生したところに、後続列車が追突した」と発表した。現在、救出作業が引き続き行われている。中国国際放送局が報じた。

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 浙江省温州市で23日夜に発生した高速鉄道の追突脱線事故の原因について、中国鉄道部の報道官は24日、「落雷で先行列車が立ち往生したところに、後続列車が追突した」と発表した。現在、救出作業が引き続き行われている。中国国際放送局が報じた。

■「中国高速鉄道、温州で衝突事故(2011年)」に関する写真

 事故発生後、現場に残された乗客1700人はそれぞれ杭州、寧波、紹興、台州市に移送されたほか、橋からぶら下がっていた車両は、24日午前9時54分に地面に下ろされた。車両がひどく損壊しており、救助作業が進められている。また、事故で死亡した列車の運転手は最後まで緊急ブレーキを掛け続けていたことが分かった。

 24日午前8時の時点で、米国籍と英国籍の死者が2人、重症者が2人出ているという。

 なお、24日午後4時36分、事故に巻き込まれた杭州―福州南間のD3115列車が、乗客500人を乗せ、運行を再開し、北京―福州南間のD301列車も間もなく運行を再開する予定だ。(編集担当:村山健二)



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