気になるフットボールニュースをインフルエンザから立ち直り気味の状態で。



昨日の試合のことです。ついつい見ていると審判の誤審だ、どうだ、という話になってしまいますが、そこに視点を持っていっても審判を育てることにしかなりません。でも、そんなことはFIFAがやります。僕らが見なければいけないのは自分たちの応援するチームの一挙手一投足であるはず。

ならば何を見ましょう?

そう、あのプレーに至る流れです。

JFAのコーチングメソッドでは「認知」「決断」「実行」のプロセスを理解することが重要だと言われています。これは、人々のアクションにはまず現状の「認知」、そして自分が何をすべきかの「決断」、そしてそれをアクションする「実行」が必ずあるということです。とかく我々は「実行」の結果、もしくは「決断」の結果を評価しがちですが、本当に大事なことは「認知」の部分です。

そもそも「認知」がずれていれば、10ある選択肢が5つにも2つにも狭まります。そう、そこを失敗すれば全てがズレてしまうのです。昨日の問題の場面はまさにそれでした。クリアを迷い中央へ持ち込んでしまったDF、中途半端なバックパス、それをGKに渡したプレー、中途半端なクリア、そしてPKに…。全ての「実行」には「認知」した結果による「決断」があったはずです。しかし結果としてNGな場面を作ってしまったのは何かがまずかったからでしょう。

たとえばバックパス。後ろのスペースと人数が正しく把握できていれば、バックパスを選択しなかったかもしれません。GKにクリアをゆだねたシーンも、選手間の距離とボールのスピードを正しく把握していれば、無理にでも自分で処理したかもしれません。GKの退場した場面でさえ、状況を正しく判断し、自身が退場して1点失うリスクを考えれば、あそこまで無理に行かなかったかもしれません。全て「認知」がうまくいかずに「判断」をミスしてしまった結果に思えてしまうのです。

この「かもしれない」ようなプレーをしていてはダメなのです。彼らには正しい「実行」をするために、状況をいまいちど「認知」しなおし、自分たちが本当にするべきだったプレーを「判断」しなおして欲しい。それをすることにより、チームや個人は成長するのです。だから、我々サポーターも状況を正しく理解できるように成長しましょう。

いま必要なのは、あのプレーはそこに至るプロセスが最悪だったという批判です。我々も選手と共に成長しましょう。

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はみだし清水情報



兵働の移籍に関して、あの有料サイトに色々載りましたね。内容を全て書くわけにはいきませんが、超かいつまむと、やっぱりフロントへの不信感はあったしそれが発端ではあるということです。

フロント、色々考え直そうぜ。そりゃこれからも清水を応援するけどさ…選手をバカにするって、やっぱりサポーターバカにしているのと変わらないぜ…。

繰り返さないこと、それが大事。

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