中国人ブロガーの統統地心的壊了さん(ハンドルネーム)が、自らのブログで日本人と中国人の金持ちの違いについての見解を掲載した。

 ブロガーによると、どちらも富を見せびらかすのが好きだが、その方法が違うという。例えば、「中国人の成金は、人目につかないバーやナイトクラブが好きだが、公衆の面前に出る事はほとんどない。一方、日本人の金持ちは、テレビ番組に出演するのが好きである」と語る。それと「日本人は金持ちをねたむことはなく、金持ちも貧乏人に迷惑をかけられることを恐れない」とも主張した。

 その一例として、「表札」をあげる。ブロガーは、「日本では東京であろうと、地方都市であろうと、一戸建て住宅であるならば玄関に表札を掛けている」と紹介。そしてその表札には「家主のフルネームだけでなく、妻の名前も、そして子供夫婦と同居しているなら、その名前まで書いてある」と述べる。

 そして、「もし、日本人の友人の家に初めて遊びに行くとしても、住所を頼りに探して表札の名前を確認すれば、簡単に見つける事ができ、間違える方が難しいくらいだ」と自らの意見を述べ、日本人は都会でも田舎でも、自分がどこに住んでいるかを知られる事を少しも恐れない、と紹介する。

 その理由は治安の良さだ。ブロガーは最後に、「みんなも知っているように、日本は治安が非常に良い。主要道路や各地下鉄駅の出入口には、交番なんて設置されていない。警察のおもな責務は平和を守る事であって、風俗店や賭博(とばく)を取り締まる事がおもな仕事ではないのである。日本の交番と、中国のこせこせした交番を比較してみるといい」と結んでいる。(編集担当:畠山栄)



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