宝くじ
宝くじは一夜にして富を手に出来る数少ない方法ではありますが、その確率は微々たるもので、当選を期待しても世の中そうそう上手く行ってはくれません。

ところが低所得の人ほど、宝くじにお金をたくさん掛けていることが調査によって判明しました。

 

アメリカの調査ですが、年収13000ドル(114万円)以下の家庭では、平均すると一年に645ドル(約5.6万円)を宝くじに費やしていることがわかり、これはなんと年収の9%に当たるそうです。

もちろんこれが日本でも当てはまるかはわかりませんが、生活が困窮しつつも9%を宝くじに費やすというのは驚きの結果です。

それでも買い続ける人が多いのは、当選したときの途方も無い額を無視できないことや、買うことそのものが習慣的になることが挙げられるようです。

この調査に対する、海外サイトの反応を抜粋してご紹介します。

・ほとんどの人々は自分が195249054分の1をつかむと期待しているんだ。

・買わなきゃ当たらないだろう。

・貧乏人は貧乏でいることを楽しんでいないし、これは簡単で最も早くリッチになる方法なんだ。

・いわゆる無知なやつに課す税金が宝くじさ。

・実際に当選した奴の人生がどうなったかを思うと、高額当選をしたいわけじゃない。僕が宝くじを買う理由はこれが安い精神安定剤だからさ。

・期待いっぱいのファンタジーさ。金持ちに近くなったような気持になれるのさ。貧乏じゃない人でも宝くじをやる人は多いよ。もう習慣になっている。愚かと思うかもしれないが、誰しもギャンブルしたことはあるんじゃないかな。僕はギャンブルも宝くじもしないが、株や投資はする。くそ、やっぱりみんなギャンブルするってことだ。

・もっとも正当な経済理論では、貧困者はギャンブルによって最も実利を得、富裕者は保険をかけることによって実利を得る。

・13000ドルの9%は645ドルじゃないんだけど?

・13000ドルではなく、13000ドル以下の家庭だよ。

・時々宝くじを買うが、理由はひとつだ。夢を見たいからさ。

・当たらないことはわかっているが、くじを持っているときに億万長者になったらどうするかを夢見ることは楽しい。統計的には当選する確率は低いが、夢への小さな何かを与えてくれる。

・チャンスが何もない人の希望だよ。

確かに夢の代金と思うと安いような、単なる捨て金と思うと高いような、でもやっぱり夢は見たいものです。

娯楽と割り切って小額だけ買ってみるのが良いのかもしれませんね。

The poor spend 9% of income on lottery tickets; here's why

らばQ【貧乏人ほど宝くじをたくさん買うことが判明…この結果に人々の反応は】より

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