マンチェスター・ユナイテッドを率いて北米遠征中のアレックス・ファーガソン監督が、イングランド代表監督への就任要請を過去に二度断っていたとカナダのテレビ局に話した。

「これまで二度、イングランド代表を率いないかと打診されたことがある。だが、もちろん問題外だよ。あれは毒杯を飲むようなものだ。ひどい仕事だよ。それにどう考えても、私にはスコットランド人というとてつもないハンディがあるからね」

ファーガソン監督は詳細は明かさなかったが、1996年のテリー・ヴェナブルズ、その3年後のグレン・ホドルの後任候補だったと見られる。

また、南アフリカW杯で期待通りの活躍ができなかったイングランド代表とウェイン・ルーニーについて、プレミアリーグの過密日程を原因に挙げた。
「イングランドのシーズンは心身共に疲れる。12月を例に取ると、ピッチは最悪で、寒い時期なのに8、9試合をこなさなければならないんだ。シーズン後半になると選手はどこかしら傷めている。だが、試合の重要性をわかっているから、彼らはプレーを続ける。だから、シーズンの終わりにW杯などの大事な大会があっても、彼らは100パーセントの状態じゃないんだ」

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