ミランは今季途中までカリアリを率いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督を招へいすると見られている。同監督は来シーズン、FWフィリッポ・インザーギに期待することができるだろう。8月9日に37歳の誕生日を迎えるにもかかわらず、インザーギは先日、クラブとの契約を1年間延長しているからだ。

自らゴールを決め、アテネでチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験してから3年。ライバルであるインテルのファンが、CL制覇を喜ぶ中、アメリカツアーへと向かうインザーギは、次のように意気込みを示している。

「僕の目標は、主にコンディションを整えることだ。ヨーロッパでの得点記録(68ゴールのインザーギは、あと1得点でゲルト・ミュラー氏が持つ記録に並ぶ)を更新することは、これまで僕がやってきたすべてを考えると、とても重要なことなんだ。僕は契約を延長することができて、満足しているよ」

一方、インザーギはアッレグリ監督について、次のようにコメントしている。

「待ってみよう。彼のチームと戦うのが難しいことは、ずっと言ってきたはずだ。彼が率いるチームは組織されているし、選手たちがピッチですべきことを分かっているからね。何が起きるかを見てみよう。僕らは再び勝利を取り戻したいと願っている。CL優勝にふさわしかったインテルには賛辞を送るけど、僕らもまた優勝したいと思っているよ」