ミランFWアレシャンドレ・パトがインタビューに応じてくれた。南アフリカ・ワールドカップ(W杯)に臨むブラジル代表から声が掛からなかったパトは、これからもミランでの活躍を誓っている。そして、視線は早くも4年後に向けられているようだ。

――(ブラジル代表を率いる)ドゥンガ監督の招集メンバーについてはどうでしょう。あなたの若さが(落選の)要因になったことが考えられますが…。

「僕は18歳で王者のチームに加わった。そして、コンスタントにプレーさせてもらったよ。若さなんて関係ないだろうね。きっと、負傷が影響したんだと思う。23人の中に入るっていう話を聞いていたよ。今は2014年にレギュラーとしてプレーできるように頑張っていくつもりだ」

――昨年夏にミランを去ろうとしていたというのは?

「移籍したいなんて言ったことはいないよ。ここを僕の家だと感じているし、幸せなんだ。契約は2014年まである。ミランが僕の人生を決めるのさ」

――しかし、最高峰のクラブから誘いがあったら…?

「ミランだって長年にわたって、すべてのタイトルを勝ち取ってきた。それが再び戻ってくることを願っているよ」

――インテルは最強でしょうか?

「素晴らしい試合をしているね。その成果がチャンピオンズリーグ(CL)の決勝だよ。でも、バイエルンだって強いチームだね」

――(CL決勝で)どちらを応援しますか?

「良い試合をしてもらいたいっていうことだけだね。きっとそうなると思うよ。そして、イタリアにトロフィーを持って帰ってくれば、イタリアの人には素晴らしいことになるだろう」