ブラジル代表を率いるドゥンガ監督が、ミランのブラジル人アタッカー2人について語っている。FWロナウジーニョとFWアレシャンドレ・パトは招集メンバー落ちが続いているが、指揮官の構想に彼らは入っていないのだろうか。

「ロナウジーニョとパトには、それぞれのチャンスがあった。セレソン(ブラジル代表)でもオリンピックでもね。しかし、それで十分ではなかった」

ドゥンガ監督はロンドンで行われた国際親善試合のアイルランド戦に2−0で終えた後、このように語った。パトは現在負傷中だが、ロナウジーニョについては最近の好調が高く評価されている。しかし、代表選考には反映されなかった。

この選択を疑問視する声はあるものの、同指揮官は周囲の声に流されるつもりはない。

「各選手にチャンスを与えている。私は全選手に5回か6回の機会を与えただろう。今は私にゆだねられている。私が南アフリカに行く選手を決めるんだ。ピッチで見せたプレーに依存することだね。ワールドカップ行きの基準はまずそこだ。それからセレソンへの想いと情熱が必要になる。気持ちと一緒にこのユニフォームをまとうことになる」