ミランにとっては一安心といったところだろう。FWアレシャンドレ・パトは週末のセリエA・ローマ戦に欠場するものの、翌週水曜に行われるマンチェスター・ユナイテッドとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグに間に合う可能性が出てきたのだ。

ミランが3−1で勝利を収めたリーグ前節のアタランタ戦で負傷したパトは、検査の結果、「筋肉の本当の損傷」は見つからないことが分かった。2日に行われた検査を受け、クラブが発表している。なお、パトは来週月曜にも再び検査を受ける予定。

おそらく、このニュースはアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役に笑顔を取り戻させたことだろう。だが、そのガッリアーニ副会長は同日、パトのニュースの前に、報道陣と厳しいやり取りを交わしている。

地元メディアのリポーターが、「あなたが今季のリーグ戦を大きく操作しているとしている人たち」の非難に対し、コメントを求めると、ガッリアーニ代表取締役は「聞きたまえ。今日の君らメディアは、ちょっとおかしくなっているようだ。本当にそう思っている。みんな、ごきげんよう。ご立派なことだ」と返答。そのほかの質問にも一切答えず、レーガ・カルチョのオフィスへ入っていった。