ミランの1月の補強は終わった。来月に加わるのは、MFデイヴィッド・ベッカムとFWドミニク・アディアーしかいない。ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長はこう述べて、サイドアタッカー加入に関する噂を打ち消した。すでにクリスマスプレゼントは届けられている。MFジェンナーロ・ガットゥーゾは契約を2012年まで延長した。つまり、そのキャリアの最後までということである。

ミランはクラブ創立110周年を記念し、ミラノ市内で1月31日までイベントを行う。ガッリアーニ副会長と一緒にこの場に出席したのは、FWロナウジーニョだ。彼はますますチームのリーダーとなりつつある。レアル・マドリーへMFカカーを放出した昨夏、オーナーのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が望んだことだ。ロナウジーニョは『ミラン・チャンネル』に対して次のように話した。

「会長が昨夏、自分を信頼してくれたことをすごく幸せに思っている。良い仕事をし、ミランが再び勝てるように、自分のベストを尽くしてその信頼に応えようとするうえで、さらなるモチベーションになるし。ベルルスコーニ・オーナーは僕がミランに来られるように、たくさんのことをしてくれた。僕にとって、彼はナンバーワンなんだ」

また、ロナウジーニョは現在の状況について、このように分析している。

「監督から信頼してもらい、バルセロナで何年もやってきたプレーをして、サポーターたちとチームが一緒にいてくれる。これはさらに幸せにしてくれることなんだ。今は僕にとってパーフェクトな時期だよ。頭も体もすごく調子良いんだ」

「リーグ戦の次節は敵地でフィオレンティーナと戦う。勝利で今年を締めくくりたい。フィオレンティーナは強いチームだけど、僕らは3ポイントを獲得したいという強い意欲を持っている」

なお、ミランはそのフィオレンティーナ戦に向け、負傷していたガットゥーゾが招集される見込みとなった。