シエナとのセリエA開幕戦でドッピエッタ(1試合2得点)を記録してから、ゴールを挙げていないミランFWアレシャンドレ・パト。だが、彼は前を向いている。18日のローマ戦から、状況が変わるはずだと確信しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ24』に対し、パトは次のように語った。

「ローマが強くて偉大なチームだということは分かっている。彼らはサン・シーロに来ると、いつも難しい相手になるんだ。だけど、僕らはこの試合のために素晴らしい一週間を過ごした。今週、レオナルド監督は素晴らしい仕事をしてくれたよ。僕自身も、ゴールが戻ってくると確信しているし、そうなればもう止まることはないと信じている」

「(シエナ戦から)色々なことが変わったし、運にもやや恵まれていない。前節(対アタランタ)はポストに阻まれたシーンもあったし、相手のGKがうまかった。でも、ここまで自分がやってきたことは間違っていない。自分の仕事ぶりを考えれば、ゴールは決まるはずだと確信している。誰とコンビを組むか? それは監督が決めることだ。出場する選手は、ミランのためにベストを尽くさなければいけない」

一方、アドリアーノやルイス・ファビアーノ、ニウマールといった選手たちと争わなければいけないブラジル代表のポジションについて、パトはこのように話している。

「セレソンに戻るためには、ここミランでうまくやらなければいけない。ミランが勝つ助けにならなければならないんだ。ここでうまくやれば、代表に戻れると信じている。ドゥンガ監督は今の選手たちだけのことを考えているわけじゃない。僕にも出場する機会はたくさんくれた。僕とロナウジーニョのどちらが復帰するか? 僕は3人とも戻れることを願っているよ。チアゴ・シウバも含めてね」