“結婚するなら働く女性” 未婚男性のホンネ

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結婚したら女性は家庭に入り、男性は仕事に励む、とうのが一昔前の定番だった。では、“草食男子”や“婚活”などの言葉がもてはやされる昨今、未婚の男性達のホンネはいったいどこにあるのか?

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オーネットが未婚男性1135人に行った「2009年20代・30代見未婚男性の意識調査」によると、「“早く”または“いずれは”結婚したい」と考えている男性は全体の77.8%と多い。草食男子がもてはやされているが、男性は別に結婚したくないと思っているわけではないようだ。

では、いったいどのような相手を求めているのだろうか?

注目したいのは結婚相手の仕事についての考え方だ。結婚相手の条件に「配偶者にはフルタイムで働いてほしい」と答えた男性が40.4%を占め、「専業主婦」と答えた20.6%の倍近いという結果になった。これは10年前の99年の調査結果27.3%を13.1ポイントも上回っている。「派遣等で働いてほしい」と答えた人を含めると、全体の79.3%が何らかの形で仕事をして欲しいと考えているのだ。これも不況の表れなのか、男性が自分の収入や会社に不安を感じているということかもしれない。

一方で、女性に嬉しい結果も出ている。洗濯、掃除、炊事、育児などいずれの項目も60〜70%前後の高い確率で男性も「家事分担を希望」しているのだ。ひと昔前の“家事は女性がやって当然”という風潮はどこへやら。“共働きを希望するなら家事は分担して当然”と考える、意外と謙虚(?)な結果となった。

そしてもうひとつ、驚くべき結果が! 「妻の収入が多ければ、夫が家事専任になってもかまわない」と答えた人が20代で61.7%、30代で69.4%となった。なんと、6割以上の人が“主夫”に抵抗がないというのだ。男女平等意識の高まりか、男性の女性化か、はたまたこれが流行りの“オトメン”なのかもしれない。

このような結果から将来に不安を抱えつつも結婚生活を夢見て“家事分担をしながら共働きでいたい”という現代男性の理想が見えてくる。安定を求めて婚活する女性にとっては、皮肉な結果といえるかもしれない。

ちなみに、「結婚相手を選ぶ際に重視すること(する・しないの2択)」で「愛情を重視する」と答えた人が最も多く94.6%。家事の分担も共働きも、“愛情”があるからこそということをお忘れなく。【東京ウォーカー】

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