インテル所属の元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴが30日、引退を発表した。日曜日のアタランタ戦が現役最後の試合となる。

36歳のフィーゴはこれまでスポルティング、バルセロナ、レアル・マドリー、インテルでプレー。リーグ優勝8回、国内カップ優勝4回、チャンピオンズリーグと今はなきヨーロッパ・カップウィナーズカップでそれぞれ1回優勝している。

インテルの公式サイトで、フィーゴは次のように語った。
「明日、2009年5月31日が私のサッカー選手としての最後の日曜日だ。最後の日曜日が、インテルの4連覇を祝うパーティになるのがうれしいね。勝利こそが、私のキャリアで唯一の目的だった。勝てるものすべてに勝つ、それは練習試合からリーグ戦、カップ戦、そして個人の賞まですべてだ。そして、私が知っていた勝利への唯一の道は、犠牲と勤勉によるものだった。これはスポルティング(リスボン)にいた若造だったときに教わったことだ。これまで自分が達成したことには一つの偶然もなく、多くの犠牲があったからこそなのだ」