欧州CL決勝トーナメント1回戦敗退に大きなショックを受け、退団を視野に入れていると報じられるインテルのFWズラタン・イブラヒモビッチ(27)。22日のセリエA第29節ホームのレッジーナ戦(3−0勝利)後、インタビューに応じたイブラヒモビッチが心境を明かした。

「今はスクデット(セリエA優勝)獲得に集中している。来季については、今は何も言えない。ここの居心地は良く、満足しているが、来季については、今は何も言えない。また、補強が必要かどうかはわからない。監督が会長と話し合って決めることであり、我々はプレーに専念するだけだ」とイブラヒモビッチ。

一方、レッジーナ戦で2得点を挙げ、ボローニャのディ・バイオと並ぶ19得点で、得点ランキング首位となったことについては「19得点挙げたのは今季が初めてだ。まだ多くの試合が残っており、今後も量産していきたい。2位のユベントス?我々は、我々自身を見つめ続けなければならない。他のチームが、我々の取りこぼしを期待しているのかは知らないが、優勝するのは我々だ。今日のパフォーマンスには満足している。このまま前進していく」と力強く語った。

また、欧州戦などの大舞台で決定力がないと批判されることについては「批判は気にしていない。むしろモチベーションアップにつながっており、好意的に捉えているよ。欧州戦でも自分の役割をこなすだけだ」と冷静に応えた。