10日にロンドンであったイタリア代表との親善試合にフル出場し、2−0完封勝利の立役者となったインテルのブラジル代表GKジュリオ・セーザル(29)が、15日に控えるセリエA第24節“ミラノ・ダービー”となるACミラン戦へと視線を切り替えている。

「この試合で勝利することでタイトル獲得に向けて前進するが、ユーベ(2位)の存在を忘れてはならない。ダービーを制し信頼を得ることになるとしても、シーズン終了までにはまだまだ多くの試合が残されている」とセーザル。

一方、24日から始まる欧州CL決勝トーナメントについては「インテルのような名門クラブは、欧州CL優勝を目標の1つに掲げているものだが、インテルのモチベーションは非常に高い。自分自身も欧州CL優勝を切望している。インテルは長い間欧州CL優勝から遠ざかっており、モラッティ会長にとっても欧州CL優勝は悲願だろう」と気合十分に話した。