UEFA杯決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選が19日、スイスのニヨンで行われた。イタリア勢のACミランはドイツのブレーメンと、フィオレンティーナはオランダのアヤックスと、サンプドリアはウクライナのメタリストと、ウディネーゼはポーランドのレフ・ポズナニとの対戦が決まった。

ACミランのある幹部は「厳しい抽選結果ではあるが、致命的ではない。ブレーメンは強豪であり、イタリアのチームとの対戦にも慣れている。厳しい試合が予想される。我々は細心の注意を払い、自信を持って臨まなければならないだろう」とコメント。

フィオレンティーナのコルビーノGMは「勝たなければならない。優勝杯の獲得を各チームが狙っており、競争は激しい。トーナメントを勝ち進み、決勝戦に駒を進めたい。アヤックスはタレント揃いであり、実力のあるチームだ」と意気込んだ。

サンプドリアのマッツァーリ監督は「彼らが無名の存在だということに騙されてはいけない。メタリストはフィジカルの強いチームであり、強豪揃いの厳しいグループリーグを無失点で勝ち進んできた。ウクライナリーグは休暇中のようだが、簡単な試合ではない」と警戒。

ウディネーゼのソルダーティ会長は「やっと我々にも運が巡ってきた」と喜んでいる。