AP通信が伝えたところによると、オーストラリア・アウトバックにある動物園に7歳の男児が侵入し、数々の残虐な行為を試みたことがビデオに撮られていたことが分かった。

事件が起きたのは1日、オーストラリア中央部のアウトバックにある「アリス・スプリングス爬虫類センター」で起きた。男児はその小さな体ゆえ、セキュリティ・システムすら作動しなかったという。

園長のレックス・ネインドーフ氏によれば、30分に渡るその残虐行為が備え付けのセキュリティ・ビデオに撮影されており、その男児は、園が最も大事に育ててきた20歳の大きなイグアナを含む3匹のトカゲを石で強打して殺し、その後テリーという名の3m長、200kgもあるワニに、フェンス越しに投げ与えたという。

また少年は、生きたままの爬虫類をもテリーに投げ与えていた。「ビデオでは、まるでその子はゲームをしているかのような表情に映っています。一体なぜこのような年齢の子が、そんな残虐なことが出来るのでしょうか。恐ろしくなります。」と園長は語る。

また、13匹に及ぶカメやフトアゴヒゲトカゲや、モクロトカゲなどの貴重な動物を失った被害は約60万円に相当し、数種は今後は入手困難と見ている。アリス・スプリングス警察は、法律上7歳の子供の名を明らかにすることも、罰金を科すことも困難と見ているが、園長はいずれは両親を訴える構えである。

話は飛躍するが、連続殺人や猟奇殺人を犯す人間は、幼い時にその芽をすでに出していると言われている。昆虫の死で「かわいそう」という感覚を身につける幼児期に、鳥やネコといったうめき声や血を流す動物に危害を加えようとする残虐性を見つけたら、親は細心の注意をその子の行動に傾ける必要があるはずだ。
(編集部 Joy横手)

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