ウクライナのシャフタール・ドネツクは31日、オリンピアコスのメキシコ代表FWネリー・アルベルト・カスティージョ(23歳)を2000万ユーロ(約33億7500万円)で獲得した。契約は5年間。
 カスティージョは14歳でオリンピアコスに加入、昨季はレギュラーの座を勝ち取り、UEFAチャンピオンズリーグでも好プレーを披露した。また、この夏のコパ・アメリカでは4ゴールを決め、メキシコ代表を準決勝に導く活躍で、評価を高めていた。
 オリンピアコスの首脳は、「オファーは非常に高額だった。選手には適正価格というものがあるし、どんな選手でもある時点では売却されるものだ。オリンピアコスは、テレビ中継権で巨額を手にするレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドのようなクラブではないからね」と話し、クラブの人気者を手放すに至った理由を明かした。