11日放送、テレビ東京「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」に、元広島東洋カープの高橋慶彦氏が出演。絶大な人気を誇ったかつてを振り返った。

衣笠祥雄や山本浩二らとともに、昭和の広島の黄金期を支え、3度の盗塁王にも輝くなど、イケメンスイッチヒッターの元祖として活躍した高橋氏。だが、入団当初は厳しい生活を強いられた。

当初の年俸はわずか120万円。バットや手袋、グローブも自分で買わなければならず、経費を差し引いた手取りは月に2万円ほどしかなかったという。

寮でなければ生活できなかったという高橋氏だが、日本一になり、3年連続打率3割をマーク、日本記録をつくるなどを経て、年俸は7000万円と約60倍に跳ね上がった。

すると、甘いマスクも手伝い、メディア露出も増え、人気はうなぎのぼり。バレンタインには4〜500個のチョコレートが贈られ、食べきれずに施設に寄付していたという。

歌手デビューも果たし、引退後には映画にも出演した高橋氏が初めて遊んだのは、20歳のころ。衣笠氏に銀座に連れられたという。だが、そのときは地下のバーで2人きりと、きらびやかな世界に行ったわけではないそうだ。

その後、銀座での遊び方を覚え、女遊びも本格的に。当時交際した相手から、1000万円相当の真っ赤なポルシェを贈られたこともあるという。ちなみに、高橋氏がそのポルシェに乗せていたのは別の女性だった。

全国で100人以上と交際し、狙った相手は1日で即お持ち帰りという状態だっただけに、有名人との恋愛歴もある。広島出身のテレビ局の有力者が主催した会がきっかけで、当時誰もが知る人気有名女優W・Kとも交際した。

部屋にマネージャーが来た際に、クローゼットに隠れて難を逃れたこともあるという高橋氏は、その女優とは「ちゃんと付き合って結婚しよう」と真剣につき合っていたと振り返った。