インフル患者、一週間で14万人増加流行拡大に引き続き警戒を

2019/01/11 15:45 ウェザーニュース

11日(金)厚生労働省から発表された12月31日〜1月6日までのインフルエンザ発生状況によると、全国の推計患者者数前週に比べておよそ1.5倍となりました。

全国で推計約58.6万人

定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約 58.6万人となり前週の推計値、約 44.6万人から14万人も増えています。年齢別では、0〜4 歳が約 5.7 万人、5〜9 歳が約 5.0 万人、10〜14 歳が約 3.7 万人、15〜19 歳が約 3.5 万人、20 代が約 9.6 万人、30 代が約 8.0 万人、40 代が約 8.3 万人、50 代が約 6.3 万人、60 代が約 4.1 万人、70代以上が約 4.4 万人となっています。

ウェザーニュースでは、今冬、ご自身も含めてあなたの周りにインフルエンザにかかった人がいるかを調査。2018年12月25〜26日(9508人が回答)、2019年1月10〜11日(9962人が回答)の結果を比較してみると、どの地方とも2〜3倍増加していることが分かります。

空気乾燥、さらなる感染拡大に注意

現在、太平洋側を中心に空気が乾燥している状態が続いています。特に、東京は去年12月24日から全く降水がなく、今日11日(金)も降水が観測されないと19日連続で1968年以降の統計で3番目の長さになります。週末の低気圧の通過による雪や雨は、お湿りにもならない程度。低気圧が抜けた後は晴れる日が多く、空気の乾いた状態が続きそうです。お正月休み期間中は穏やかな天気の日が続いたためか、患者数に急速な変化は見られませんでした。去年と同じように正月休み明けは急速な患者数となる可能性もあり、今後もインフルエンザ流行の拡大に警戒が必要です。

参考資料など

厚生労働省HPより