(左から)ジャルデウ、カカ、ネイマール、リバウド、エウベル【写真:Getty Images & AP】

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リバプール戦でゴールのネイマールが記録更新、2位はミランなどでプレーしたカカ氏

 現地時間28日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第5節のリバプール戦(2-1)で、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールがゴールを決めて、CL通算31得点目でブラジル人最多得点記録を塗り替えた。

 これを受けて、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は歴代ブラジル人選手のCLゴール数トップ5を特集している。

 ネイマールは31得点でトップに立ったが、その内訳はバルセロナで21ゴール、PSGで10ゴールというもの。そして、52試合にここまで出場したネイマールだが、アシストも19を数え、直接的にゴールに絡んだ数は50にも上る。ほぼ1試合に1回はゴールかアシストを記録している計算になる。

 ネイマールに抜かれたことで2位に続くのが、ACミランなどでプレーしたMFカカだ。ミランで25ゴール、レアル・マドリードで5ゴールの通算30得点となっている。ミランでの25ゴールは、元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギと元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコの29ゴールに続く歴代3位の記録も残っているという。

 3位はバルセロナやミランで活躍したFWリバウドだ。内訳は、バルセロナで22ゴール、ミランで2ゴール、オリンピアコスで3ゴールの合計28ゴール。バルセロナでのゴール数は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに続く2位の記録だという。

バイエルンで優勝に貢献したストライカーが通算25ゴール、名門ポルトの記録保持者も

 4位はバイエルン・ミュンヘンなどで活躍したFWエウベルだ。特に2000-01シーズンは6得点を挙げてチームを決勝に導く原動力になった。バイエルンでは通算22得点、リヨンでの3得点と合わせ、合計25ゴールという記録が残っている。

 そして4位タイが1990年代後半に全盛期を迎えたFWマリオ・ジャルデウの25ゴール。ポルトガルの名門ポルトで19ゴールを記録したほか、ガラタサライでも6ゴールを決めた名ストライカーだった。これはポルトの歴代CLゴール記録を保持するものでもあるという。

 まだ26歳のネイマールは並み居る名手を抑えて欧州最高峰の舞台で記録したゴール数でトップに立った。まだまだ記録を伸ばすことが確実視されるが、どこまでその数字を伸ばしていくのだろうか。(Football ZONE web編集部)