PSGやマンUらが関心も…ドルトムント、20歳新星サンチョ放出の意思なし

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 MF香川真司が所属するドルトムントが、複数クラブからの関心を報じられているイングランド代表FWジェイドン・サンチョを放出する意思を持っていないようだ。11月1日付けのイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 報道によると、ドルトムントは昨年夏に締結したサンチョとの契約にバイアウト条項を盛り込んでいないとのこと。移籍成立の基準となる金額が定められていないため、他クラブからいかなる条件を提示された場合でも、ドルトムントは放出を拒むことができるようだ。

 サンチョについては、10月31日付の『スカイスポーツ』が複数クラブからの関心を報道。パリ・サンジェルマン(PSG)が強い興味を持っているほか、アーセナルとマンチェスター・Uのプレミアリーグ勢も関心を示している模様だ。

 サンチョは2000年生まれの18歳。マンチェスター・Cの下部組織出身で、昨年夏にドルトムントへ加入した。年代別のイングランド代表で活躍し、昨年はFIFA U−17ワールドカップを制覇。今年10月12日のUEFAネーションズリーグ・クロアチア代表戦でA代表デビューを果たした新星で、ドルトムント2年目の今シーズンはブンデスリーガ第9節終了時点で全9試合に出場している。先発は3試合のみだが、すでに4得点と活躍を見せている。