中国メディアが、各国を代表する料理について特集した。日本は刺身、韓国はキムチ、そして、英国はフィッシュアンドチップスなどとしたが、さて、中国は?(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は21日、世界各国を代表する料理について紹介する記事を掲載した。世界各国には自国を代表する料理が数多く存在するが、記事はそれぞれどのような料理を選んだのだろうか。

 まず、日本については「刺身」を挙げた。「刺身の起源は中国だが、日本料理の中で最も特色を持った食品である」と紹介した。また、同じ東アジアの韓国については「キムチ」とし、「韓国人は毎日毎食基本的にキムチを食べるという。韓国グルメというと、大多数の人が真っ先に思いつくのはキムチだろう」と説明している。

 続いてはヨーロッパ。英国は「フィッシュアンドチップス」、フランスは「フォアグラ」、イタリアは「ピザ」とした。フランスについては料理ではなく食材だが、記事は「フォアグラを食べたことがなければ、本当のフランス料理を食べたことにはならない」と解説しており、フォアグラこそがフランス料理の象徴であるとの見方を示した。

 その他の地域については、ブラジルが「シュラスコ」、タイが「トムヤンクン」となっている。そして、最後に肝心の中国について言及。挙げればきりがないほどたくさんの「中国を代表する料理」が思い浮かびそうだが、記事が紹介したのは日本ではあまりおなじみではない「トマトと卵の炒め物」だった。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「トマトと卵の炒め物だけは地域を問わず、南から北までほとんどの人が大好き」、「ははは、お米を食べる時に必ず必要なのはトマトと卵の炒め物だよね」といったコメントを寄せており、この料理の根強い人気ぶりがうかがえる。そして、彼らの関心は「砂糖を入れるかどうか」にあるようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)